ようこそ三河岳精会へ
三河岳精会は愛知県の三河地方を地盤に古今の素晴らしい詩歌を吟じ、健康増進、ス トレス解消、仲間づくりなどを通して、日本の伝統文化である詩吟の普及向上を図り、 地域の精神文化の維持向上に少しでも寄与できればと頑張っています。 三河岳精会発足当初の昭和52年以来、三河の素晴らしい大勢の仲間に支えられて今 日まで会長としてやって参りましたが、お陰様で今日まで会員さんと共に詩吟を学ん できて、私が一番勉強させていただいたようにも思います。正に流統の吟を伝導伝達 し共に学ぶであります。しかし、私も高齢になってまいりました。これからは私たち の後を担う人材の育成も大きな課題です。
三河岳精会: 沿革
三河岳精会の概要
- 愛知県の西三河である岡崎市、安城市、西尾市、知立市、豊田市、幸田町な どに 60 カ所ほどの教場があり、指導者(師範)70 名ほどで勉強しています。
- 会員数令和 2 年 3 月現在 265 名ほどで男子 100 名、女子 165 名と女性上位 で幼少年も 16 名ほど頑張っています。
- また当会には剣詩舞を愛好している仲間も十数名おり、その中には全国剣詩 舞コンクールで優勝した会員もいて、正に吟剣詩舞道で互いに切磋琢磨してい ます。
三河岳精会の年間行事等
- 吟詠会:春季吟詠会、夏季吟詠会、秋季吟詠会、納吟会
- 審査会:最も大事な行事です。
- 1月に新春の集い、ゴールデンウイーク中に『歩け歩け吟行会』
- 国内吟行会:大分吟行会、東北吟行会、四国山陽路吟行会、新潟吟行会など実施しました。
- 中国吟行会:李白、杜甫などの漢詩のふるさとを訪ねる中国吟行会を第十一次まで実施しました。
三河岳精会の輝かしいコンクールへの挑戦の歩み
- 公益財団法人日本吟剣詩舞振興会主催全国吟詠合吟コンクール
平成 13 年と平成 28 年の 2 回三河岳精会女子が全国優勝を果たし、平成 24 年には準優勝と輝かしい歴史を刻みました。男子も令和元年に国技館で実施 された同大会で4位入賞を果たしています。 - 岳精流日本吟院合吟コンクールでも今日まで男子3回、女子4回の優勝を果 たしました。
- 第 34 回国民文化祭・にいがた 2019《吟舞の祭典》五人合吟コンクールで男子チームが「楠公子に訣るるの図に題す」で三位に入賞、長岡市長賞を獲得。この時の優勝は、岳精流総本部の女子でした。
- その他、岳精流日本吟院の独吟コンクールや((公財)日本吟剣詩舞振興会、愛国詩吟総連盟などの吟詠コンクールでも幼少年から一般まで三河の歴史を飾る輝かしい成績を挙げています。
岳精流七番目の吟魂碑建立と亡き吟友の追善法要
平成 19 年 9 月に三河岳精会創立30周年を記念して岡崎市東公園内の世尊 寺の境内に建立しました。吟魂碑の本体は 2.9 メートルで台座を含めると 3.9 メートルの高さがあり、本体の前面に今は亡き祖宗範筆跡の『吟魂』と岳精 流の信条「真善美」と「岳精会会詩」が彫られています。
また、世尊寺では毎年秋に、亡き吟友の追善法要と追悼の集いを営んでお り令和 2 年で 35 回目を迎えます。
ぜひ、三河へ来られたら岡崎の世尊寺を訪ねて欲しいものです。
『吟楽一座』の活躍
三河の変わった活動として福祉施設、病院などを慰問し吟は勿論、芝居や マジック、唄などで喜んでもらっています。平成 30 年には西尾市の社会福祉 協議会から表彰も受けました。